身体をうまく動かすには?肩甲骨と背骨の話|佐賀市の整体

こんにちは
+Rebody整体 Base SAGA 代表の田端義幸です。
暑い日が続きますね。水分補給をしっかりして熱中症に気をつけてくださいね。


身体をうまく使える人って?


突然ですが、

身体の使い方が上手な人とそうでない人の違いってありますよね?

それは何かわかりますか?

たくさんあると思いますが、
今日はその中の1つ
「運動連鎖」
についてお伝えします。

「肩甲骨と背骨の話じゃないの?」

と思われるかもしれませんが、その話の基礎が「運動連鎖」なのです。

少しだけお付き合いください。

私たちのカラダの各部位は単体で動くことはなく、いろいろなところがお互いに

影響し合いながら動きます。


それが、鎖のように連動して動くことから、
「運動連鎖」と言われています。

この運動連鎖が上手くできていると

・身体を上手く使いこなすことができる
・太りにくくなる
・不調にもなりにくく
・パフォーマンスも上がりやすい

といいことづくめです。

運動連鎖について簡単にお話ししましたが、何となくイメージはつきましたか?

簡単に言えば、効率よく身体を動かすためのシステムが運動連鎖である、と言えるかもしれません。


肩甲骨と背骨は連動して動く!


では今日の本題である、肩甲骨と背骨の関係(運動連鎖)についてお話しします。

肩甲骨の動きは、意外と多く
挙上、下制、内転、外転、上方回旋、下方回旋の
6種類の動きがあります。

肩甲骨の動きと脊柱(胸椎)の動きは連動しており以下のように動きます。

・片側の挙上と反対側の下制 → 体幹側屈
・片側の内転と反対側の外転 → 体幹回旋
・両側の外転 → 体幹屈曲
・両側の内転 → 体幹伸展
・両側の外転+上方回旋(肩屈曲) → 体幹伸展
・両側の内転+下方回旋(肩伸展) → 体幹伸展

文字だけだとわかりづらいですね。

両側の内転を例にとります。

肩甲骨を内側に寄せてみてください。

何となく背骨が伸びますよね?これが体幹の伸展です。

つまり、正常であれば体幹の伸展時は肩甲骨の両側が内側によるのです。

 

この動きが肩甲骨と背骨の運動連鎖です。

 

では、この運動連鎖が破綻してしまったらどうなるでしょう?

先ほどの体幹伸展をやってみましょう。

正常であれば、体幹伸展をすると肩甲骨が内側へ寄ってくるといいました。

 

では肩甲骨を内側へ寄せずに、体幹を伸展、反らしてみましょう。

痛みや違和感が腰にきませんか?

肩甲骨が動かないことで、腰に負担がかかってしまうのです。

 

肩甲骨が動くことで背骨、特に胸椎が伸展(反らす)方向へ動きやすくなり、背骨全体がしなやかに動くことができるのです。

 

ここまでくれば何となくわかりますね?

腰痛の原因が肩甲骨周囲の可動域制限であったり、この運動連鎖の破綻だったりするのです。

 

つまり、腰痛だからと腰を揉んだり、腰周りのストレッチをしてもなかなか改善しなかったりするのは根本の原因が腰にないからです。

 

今日は肩甲骨と背骨の関係、運動連鎖についてお話ししました。

+Rebody整体では、痛みや違和感のある部位だけではなく全身の歪みを整えてから、体幹機能改善を図る運動療法、『体幹ケア』を取り入れています。

ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。


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