異常なしと言われたのに不調が続く理由
― 理学療法士が考える身体の整え方 ―
「検査では異常なしと言われました。」
しかし、
・首や肩がいつも重い
・朝起きると腰がだるい
・姿勢を意識すると疲れる
・夕方になると身体がつらい
このような不調が続いている方は少なくありません。
実際、+Rebodyに来られる方の多くも
「病院では異常なしと言われたけれど、身体はつらい」
という悩みを抱えています。
では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
今日は、理学療法士の視点から
その理由についてお話しします。
検査で異常がない=身体が正常とは限らない
病院の検査では
・骨折
・ヘルニア
・炎症
・関節の変形
など、明確な病気があるかどうかを調べます。
これはとても大切なことです。
しかし、検査で異常がない場合でも
身体の「使い方」までは分かりません。
例えば
・身体の支え方
・姿勢のバランス
・呼吸の使い方
・体幹の働き
こうした部分は、
画像検査では見えないことが多いのです。
つまり
構造に問題はないけれど、
動き方に問題がある
という状態です。
不調の原因は「支え方」にあることが多い
身体は本来、
チームのように働いています。
特に体幹には
・横隔膜
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
という筋肉があり、
これらは インナーユニットと呼ばれます。
このインナーユニットが協調して働くことで
・姿勢を支える
・呼吸を安定させる
・動きをコントロールする
といった役割を果たします。
しかし現代の生活では
・長時間のデスクワーク
・スマートフォン姿勢
・運動不足
・ストレス
などによって
体幹がうまく働かない状態になっている人が増えています。
その結果、
本来体幹が支えるはずの負担を
首や肩、腰などが代わりに頑張ってしまいます。
これが
・首肩こり
・腰の張り
・疲れやすさ
といった不調につながるのです。
「弱い」のではなく「働いていない」
よく
「体幹が弱いですね」
と言われることがあります。
しかし実際には
弱いのではなく、働いていない
というケースがとても多いです。
身体は本来、
呼吸
↓
体幹
↓
手足
という順番で働きます。
この順番が整うと、
・姿勢が楽
・呼吸が深い
・動きが安定する
という状態になります。
逆に、この順番が乱れると
・姿勢を意識すると疲れる
・すぐ首や肩に力が入る
・腰が張りやすい
といった状態になります。
だから「鍛える前に整える」
多くの方が
「体幹を鍛えた方がいいですか?」
と質問されます。
もちろん筋力も大切です。
しかし、働く順番が乱れたまま
いきなり鍛えてしまうと、
余計に力みやすくなることもあります。
そのため+Rebodyでは
強くする前に整える
という考え方を大切にしています。
まずは
・呼吸を整える
・体幹が働く状態を作る
・身体の支え方を取り戻す
そこから必要な運動へと進んでいきます。
静かな変化が、本当の変化
運動療法による変化は
劇的ではありません。
むしろ
「気づいたら楽」
「そういえば最近つらくない」
というような
静かな変化が多いです。
しかし、この変化こそが
身体が本来の働きを取り戻している証拠
です。
不調を「我慢する身体」から
「支えられる身体」へ
もし
・異常なしと言われたけれどつらい
・姿勢を意識すると疲れる
・慢性的な首肩こりがある
という方は、
身体の「支え方」を見直すことで
変化が生まれるかもしれません。
頑張る身体から
支えられる身体へ。
それが
+Rebodyの考える身体づくりです。
