夏の佐賀、気温は高くて蒸し暑い。
その一方で、室内はキンキンに冷房が効いている…。
「涼しくて快適!」と思っていたのに、
なんだか体がだるい。頭が重い。寝てもスッキリしない。
そんなあなた、それはもしかすると **「冷房バテ」**かもしれません。
■ 冷房バテとは?
冷房バテとは、冷房による「冷え」や「温度差」のストレスが原因で、自律神経のバランスが崩れて体調が不安定になることを言います。
自律神経は、体温や血流、呼吸、消化など、私たちの体を無意識に調整してくれている司令塔のような存在。
暑い外と寒い室内を何度も行き来したり、冷たい飲み物をガブ飲みしたりすることで、その司令塔がオーバーワークになってしまうのです。
■ こんな症状があったら要注意!
以下のような症状がある場合、冷房バテの可能性があります。
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なんとなく体が重く、だるい
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肩こりや首のこわばりが強くなってきた
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頭痛や軽いめまいがある
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食欲が落ちた、お腹が冷えて痛い
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眠りが浅く、朝スッキリ起きられない
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気分が落ち込みやすい、集中力が続かない
しかもこの症状、風邪や熱中症と違って「ハッキリしないけど調子が悪い…」というタイプが多いので、つい見過ごしがち。
気づけば夏の終わりまでずっと疲れていた、というケースも珍しくありません。
■ 冷房バテの原因とは?
では、なぜ冷房でバテてしまうのでしょうか?主な原因は次の4つです。
① 寒暖差ストレス
外気温と室内温度の差が大きいと、体がうまく適応できず、自律神経が乱れやすくなります。
気温差が7℃以上になると、自律神経の切り替えが追いつかず、
疲労感やイライラ、不眠などの不調が出やすくなるといわれていま
す(環境省熱中症予防情報サイト)。
② 体の冷え(特にお腹・手足)
冷気は下にたまりやすく、足元からじわじわ体を冷やします。特に女性はお腹まわりが冷えると内臓機能も低下しがちです。
③ 冷たい飲み物・食べ物のとりすぎ
氷入りの飲料やアイスの食べすぎで胃腸が冷え、消化力や免疫力が落ちてしまいます。
④ 運動不足・呼吸の浅さ
冷房の効いた部屋にこもって動かずにいると、血流が滞り、呼吸も浅くなりがち。体の代謝も落ちていきます。
■ 今日からできる!冷房バテを防ぐ7つの対策
冷房バテは、ちょっとした心がけで防ぐことができます。
以下の7つの対策をぜひ試してみてください。
1.エアコンの設定温度を見直す
おすすめは 26〜28℃前後。
寒すぎると感じるときは、無理に耐えず、設定温度を調整しましょう。扇風機と併用も効果的。
2.冷風が直接体に当たらないようにする
特に首・肩・腰・お腹を冷やさないように注意。ブランケットや羽織物を一枚持っておくと安心です。
3.シャワーだけで済ませない
できれば湯船に10〜15分浸かることを習慣に。
芯から温まり、血流や自律神経の働きを整えてくれます。
4.常温〜温かい飲み物を意識してとる
冷たいものばかりではなく、白湯やハーブティーなどを積極的に。内臓がホッとします。
5.軽い運動やストレッチをする
1日5〜10分でもOK。肩甲骨を動かしたり、背中を反らせるような簡単なストレッチで血流が回復します。
6.深呼吸を意識する
気づいたときに、ゆっくり3秒吸って、6秒吐くだけでもOK。呼吸が深くなると、副交感神経が優位になり、体がリラックスできます。
7.冷たいものを食べる時間帯に気をつける
朝イチや就寝前に冷たいものをとるのは避け、日中の体が温まっている時間に楽しむのがおすすめです。
■ 体がだるいのは、怠けているわけじゃない
「なんか、やる気出ないな…」「このだるさ、気のせいかな」
そんなふうに思っている方へ。
あなたの体は、ちゃんと頑張っています。
環境の変化や冷えに耐えながら、毎日どうにか調整しようとしている。
だからこそ、少しだけ体に優しくしてあげることが大切なんです。
■ 体の声に、そろそろ耳を傾けてみませんか?
夏の不調は「慣れる」のではなく「整える」ことがポイント。
冷房バテを感じたら、無理せず、自分の体のサインを見逃さないようにしてみてくださいね。
“なんとなくの不調”こそ、早めにケアを。
毎日を、少しでも軽やかに過ごせるヒントになりますように🌿
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